出演は、俳優やナレーターとしても活躍中の川平慈英、ジャニーズ事務所のアイドルグループＶ６の長野博、ロックバンドＳＯＰＨＩＡのボーカリスト松岡充、ミュージカル俳優の鈴木壮馬の4人。2003年に初演し、今回が再演となる4人の息はぴったり。仲の良さが随所に垣間見えました。
会場入りし、舞台を確認、マイクチェックが始まると、陽気な声で周囲を笑わせるムードメーカーの川平さん。それにツッコム鈴木さん。2人で高知城に登るなど仲良しの2人。にこにこ笑いながらそれを見守っている長野さん。川平さんに負けじと、マイクチェックでボケまくる松岡さん。お客さんは誰も居ないけれど、周りのスタッフを笑わし、楽しませようとする心遣いは、さすがだなと感じました。
お客さんが入ると、さらに気持ちはヒートアップ。一緒に歌ったり、踊ったり、舞台から降りてプレゼントをしたり・・・。1人の男性を指名して舞台に上げたかと思うと、伴奏を弾かせて共演させたりと、終始笑いの絶えない良質なライブショーでした。
本公演のもう一つの特徴は、グッズ販売のすさまじい売れ行きです。私の記憶する限り、ここ10年では最高の427点ものグッズが売れ、数10万円もの売り上げを記録しました。
終演後、あまり見ることのないスタンディングオベーションで賛辞を送ったお客さん。「高知のお客さんはノリが良いねえ」と川平さん、上機嫌で鈴木さんと仲良く歩いて帰路につきました。

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