卵をとるのはだあれ?

開催日時 2017年1月15日(日) 14:00開演
会場 高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
入場者数 200名

劇団KIO「卵をとるのはだあれ?」を上演しました。風も強く、新年を迎えて一番の寒さではないかという日でしたが、元気いっぱいのこどもたちが来場してくれました。
 関西を中心に学校での芸術鑑賞会などで公演を行っているKIOの皆さん。普段の観客は毎日一緒に学校生活を送っている生徒たちですが、今回は見ず知らずの人達が観客であることを鑑み、客席からキャストが現れるスペシャルバージョンで会場がひとつになりました。上演中は、客席で観客に話しかけるネコや、卵博士に呼ばれてステージに上がるこどももいて、決して舞台上だけでは進行しない、一体感のある公演でした。はじめこそ、お面をつけたカエルやネコに小さなこどもが泣いてしまう場面もありましたが、卵博士の「泣け、もっと泣け。小さいときは泣くのが仕事だ。」という言葉の後は不思議と泣き止み、会場の小学生たちと一緒にのめり込んでいきました。
 終演後は、舞台道具の卵や、能面作家手作りのお面を出演者から手渡してもらい、記念撮影をしている様子があちこちで見られました。
 初演から20年を超えた今も、様々な学校や劇場で上演されているこの演目だったからこそ、観劇することは、楽しく面白いものに出会うきっかけになると、こどもたちに知ってもらえる機会になったのではないかと思います。


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