平成29年度美術アドバンスドセミナー アーティストのための写真講座
―自分の作品を上手に撮る技術を学ぶ― ~撮影からアウトプットまで~

開催日時
2018年2月11日(日・祝)10:00〜16:00
2018年2月12日(月・休)10:00〜16:00
会場
高知市文化プラザかるぽーと 10階 絵画室
参加者数
5名

商業用から作家として幅の広い仕事をされている写真家・中島健藏氏を講師に迎え、自ら制作した作品を、写真を撮ることを通して「客観的」にとらえ、「魅せる・伝える」ことの重要性を認識してもらい、今後の制作・作家としてのレベルアップを図ることを目的とした講座を開催しました。受講対象は、作品発表経験者(アーティスト)で、立体・平面といったジャンルの人を限定しない講座にしました。今回は実践部分を多く取り入れられるよう2日連続の開催にしました。
カメラの基本的な仕組みから、写真を印刷業者に入稿する際の準備まで全体的な流れをつかめる講座でした。撮影は、誰でも手に入れられる身近にあるものを使用してスタジオを作り、小物や絵画の撮影をしました。絵画のマチエールを際立たせる撮影は、絵画制作の多い受講生にとっては参考になるもので、熱心に聞き込んでいました。カメラを持っていない受講生は、自分の求めている撮影をするための機材はどれぐらいの性能があればいいのか、判断する材料になったと思います。違う視点から自分を見つめ直す貴重な時間になったと思います。


    アンケートより
  • 作品の見せ方をもっとこだわりたいという意識が強く持てた。
  • ものによって撮り方が違うことを知ることが出来て良かった。


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