第34回 写真コンテスト 高知を撮る

開催期間 2018年3月20日(火)〜25日(日)
会場 高知市文化プラザかるぽーと市民ギャラリー第4展示室
出品点数 67点
入場者数 513名

このコンテストは、過去から現在に至るまでの高知の風景や出来事、人々の暮らしを写真で記録し、 高知の様々な表情を伝えるとともに、未来の高知のあるべき姿を考えていこうというものです。
高知に関する記録性のある写真を扱った「記録写真部門」(昭和以前の部・平成の部)と、撮影者のお気に入りの高知の風景や風俗を撮影した「I LOVE 高知部門」の2部門に、今年度は78名の応募者から合わせて253点の応募がありました。
今回、記録写真部門「昭和以前の部」で特選を受賞した窪田洋一さんの作品「嫁ぐ日の朝」は、花嫁が近隣へあいさつをして歩く様子などを撮影していて、式場での婚礼が主流になった現代ではあまり見ることのできない貴重な風景を写しています。記録写真部門「平成の部」では15歳の高校生、片岡高輔さんが近所を散歩していて見つけた昔の風景を撮影した「ひそかに残る小さな昭和」が特選に選ばれ、これからの若い世代の活躍が期待される結果となりました。計180点が寄せられたI LOVE高知部門からは、撮影者の高知愛が伝わってくる写真34点が会場に並びました。
来場者からは「小さい頃に歩いた場所の写真があって懐かしかった」「久しぶりにこの風景を見ることが出来て嬉しかった」という声もあり、写真を通して高知の過去と現在を繋ぐ意義深い作品展になりました。これからもより多くの方に親しまれるコンテストとして長く続けていきたいと思います。

記録写真部門・昭和以前の部 特選 窪田洋一 「嫁ぐ日の朝」








記録写真部門・平成の部 特選 片岡高輔 「ひそかに残る小さな昭和」





I LOVE高知部門 特選 辻慶二 「神様の結婚式」








I LOVE高知部門 特選 濱本秀雄 「負けてません!しかめっ面」





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