チルドレン

開催日時
2018年10月10日(水)18:30開演
会場
高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
入場者数
650名

世界が注目するイギリス人女流作家ルーシー・カークウッドが、福島の原発事故に端を発し作り上げた作品を、高畑淳子、鶴見辰吾、若村麻由美の日本を代表する実力派の役者3名が2時間ノンストップでしゃべり続けたお芝居。
物語は、原発事故後の元科学技術者3名の生き方や人生の終わらし方など、東日本大震災を経験した人にとって非常に考えさせられる部分が多く、見た人にとっては難しかったという意見もあった中、大多数のお客様が、絶賛の声を届けてくださいました。
「チルドレン」というタイトルのとおり、未来の子どもたちに何を残せるか、今を生きる大人が一生懸命考えてだした結論が多くの共感を呼び、観る者に自分は何ができるか、何をすべきか、多くのことを訴えかける一夜になりました。

公演日である10月10日の翌11日は、高畑さんの誕生日であったため、リハーサルの際、出演者やスタッフで高畑さんにお花やケーキをプレゼントし、みんなでハッピーバースデーを歌いました。
幼少期、高知市西久万に住んでいて、一時期、初月小学校に通っていたという事実も分かり、スタッフ・役者、双方にとって縁を感じる思い出深い公演となりました。


アンケートより
・初めて見た舞台がこの作品で良かったなと思いました。ありがとうございました。
・シリアスから急に笑いに転じたり…とても役者の力が光る2時間でした。不条理な世界と関わる人々の覚悟を知りました。知るべき、考えるべきことでした。
・数十年間の観劇人生の中で、最高に感動した作品でした。原発の事故処理という重いテーマと男女、親子の愛憎のドロドロが同じ比重で語られていく内容は、本当に先が読めず、あっという間の2時間でした。


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