四国素展〜芸術資本宣言〜
開催日時 | 2018年8月8日(水)〜12日(日) |
会場 | 高知市文化プラザかるぽーと 7階市民ギャラリー 第1.2展示室 |
入場者数 | 554名 |
障害のある人々から生み出されるアートは根源的な本能に基づいた表現であり、私たちに大切な何かを気づかせてくれます。
素展は、これらのアートが、現代社会の抱える近代資本主義社会のきしみや市民の孤立や貧困といった社会的課題を解決するヒントとなり得るResources(資源)と捉え、人の生きる意味や大切にすべき価値観を考えることを目的として開催しました。
四国4県の9団体を含む全国13の障害者福祉団体から出品された絵や立体造形、映像などを展示し、会期中には、出品者の公開制作やワークショップを行いました。
11日には出品者らによるミニライブの後、「芸術資本ミーティング」と銘打ち、参加団体職員や出品者が集まり「障害者アートを社会にどうやって展開するか」というテーマでギャラリートークを行いました。それぞれの施設での普段の制作風景やアートへの取り組みについて共有した後、それを地域活動につなげるアイディアなどを熱く語り合いました。
よさこい祭りの開催とも重なった会期中には、徳島、香川の参加団体がそれぞれの出品者と高知を訪れ、展示の鑑賞をするとともに近くの演舞場で踊りを見るなど、高知を満喫したようでした。
共催:四国素展実行委員会