バレエと音楽の出会い「Spring Special Concert in かるぽーと」

開催日時
2019年3月10日(日) 14:00開演
会場
高知市文化プラザかるぽーと大ホール
入場者数
900名

高知市文化振興事業団からMasako Ballet Worksの上岡真佐子さんに「バレエを中心にいつもと違う何か面白いことできないですかね」と相談させていただいたのが11月下旬。上岡さんにとっては、唐突なお話しだったみたいですが、「こんなチャンスはそうそうない!」とRS Ballet Studioの大久保里紗さんに相談後、約一週間でご決断いただき、私共と一緒に急遽公演を企画することになりました。
その後、四国フィルハーモニー管弦楽団、指揮者の酒井敬彰さん、ピアニストの門脇加江子さんと、どんどん出演者の輪が広がっていき、総勢およそ120名の出演者で公演を実施することとなりました。この時、既に12月、どの演目をどのような演出で行うのかを約1か月で決め、県外からのゲストダンサーも決まっていきました。
それぞれの出演者が実際に練習を開始したのが、年明けの1月。並行して、事業のPRも行いながら、約2カ月で築き上げた本公演は、急遽作ったチームとは思えないほど、豪華なステージになりました。バレエとピアノ、コンテンポラリーダンスとピアノ、バレエとオーケストラ、ダンサーがホールの外からスタートし舞台に向かっていく演目をスクリーンに映した中継映像でお客さんに見せる演出など、様々に趣向を凝らした取り組みは、満員のお客さんに喜ばれ、多くの好評価をいただきました。
日頃、別々のスタジオで練習しているダンサーらは、同じ演目を作りあげることで交流が生まれ、大きな刺激になったようです。また、生のオーケストラの音に合わせる難しさや、その感覚など、多くのことを経験しました。出演者だけでなく、制作メンバーも、一皮剥けたような成長を感じることができたようです。多くの出演者が再結成を望んでいるこのチーム、短い期間を全力で走り抜け、大きな成果をもたらしました。


アンケートより
・オーケストラとバレエが一緒に鑑賞できるとはとても贅沢で迫力満点でした。是非、またやってほしいです。
・知り合いが出演しているわけではなく、ふと目チラシが目に入ってチケットを買いました。想像以上にすばらしく、また観たい!と思わせる舞台でした。
・コンテンポラリー、まさか当日の映像だったとは驚きでした。ステージでも見たかった。その余韻が残り忘れられません。階段を使っているのがスリリングでした。


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