第13回ごふく美馬伝統芸能の夕べ 尾上右近 第1回高知公演



いま最も熱い伝統芸能界のサラブレッドが血をたぎらせて見せる家の藝
これぞ「江戸の粋」!
若手実力派歌舞伎俳優として人気急上昇中の尾上右近丈を迎え、
歌舞伎舞踊と清元の魅力をお伝えする公演です。
「壮重」「優美」「酒脱」三曲三様の鮮やかな変身ぶりをご堪能ください。

1.素浄瑠璃 四季三葉草
2.スペシャルトーク
3.舞踊 上 保名 下 浮かれ坊主

素浄瑠璃 四季三葉草

能の式三番から派生した古典芸能の一大ジャンルである“三番叟物”の一つ。詞章には四季の草花が巧みに織り込まれ、壮重な中にも清元ならではの小粋さ、軽やかさがあふれるご祝儀曲。
尾上右近こと清元栄寿太夫が兄の斎寿はじめ清元連中と華やかに幕開きを飾ります。


スペシャルトーク

歌舞伎と清元、二つの道で精進を重ねる右近が、今回の公演に寄せる思いと各演目に対する意気込み、そして未来の夢を熱く語ります。


保名

右近の二人の曽祖父・六代目尾上菊五郎と五世清元延寿太夫が大正11年に新しい工夫を凝らして大当りを取り、今日まで続く人気曲となった清元舞踊の名作。
陰陽師・安倍晴明の父とされる安倍保名は、恋人の死を嘆くあまり物狂いとなり、形見の小袖を抱いて春の野をさまよい歩きます。つがいの蝶が羽を交わして戯れ飛ぶのを見ては羨み、小袖を見つけては「恋人がいた」と喜びますが、やがて幻と知り、伏し沈むのでした。


浮かれ坊主

もともと常盤津であったのを昭和4年に六代目菊五郎が五世延寿太夫との名コンビで清元に改作。
江戸時代に物乞いをしながら代願・代参をして門付芸人"願人坊主"を舞踊化したもの。派手な褌に紗の十徳という裸同然の姿で老若男女を踊り分ける至難の曲。「踊りの神様」と呼ばれた曽祖父の当り芸に右近が初役で挑みます。

日時 2019年9月11日(水) 18:00開場 18:30開演
会場 高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
入場料 全席指定
S席(1階) 9,000円
A席(2階) 5,000円
前売り券販売所 かるぽーとミュージアムショップ……………088-883-5052
高知県立高知県民文化ホール…………………088-824-5321
高知大丸プレイガイド…………………………088-822-5111
主催 ごふく美馬
共催 高知市文化振興事業団
お問い合わせ ごふく美馬 088-824-5298
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