第65期 高知市民の大学 |
開催期間 |
2009年4月3日〜2009年7月21日 |
会場 |
高知市文化プラザかるぽーと11階大講義室
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参加者数 |
247名 |
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自然科学コース
難解な最先端の理論から宇宙のロマンまでを網羅した、人気の宇宙についての講座で、高校生から高齢者まで募集人員を超える多数の申し込みがあり、「宇宙」への関心の高さが現れていました。前半は、宇宙はどうしてできたのかなどの宇宙のしくみを小林・益川ノーベル賞論文に触れるなど最新の研究成果を取り上げながら紹介、後半は地元の天文研究家らを中心に惑星、天文の身近な話題で構成した課程も好評でした。
総合コース
地球温暖化の問題を含めて「地球環境変動」について考えました。温暖化のみならず寒冷化論についても講師陣がそれぞれの論を展開し、受講生とも議論を行いました。県外講師として招いた東京工業大学大学院理工学研究科の丸山茂徳教授の講義を聴ける貴重な機会にもなりました。 |
■アンケートより
○自然科学コース
・習った知識の再整理および科学技術の進歩による最近の知識を得ることができ有意義です。(60代)
・お話を直接聞き、「そうか」「あれ」と考えられるのが、ただ本を読むのと違うと思っています。(60代)
○総合コース
・とても勉強になりますし、熱心な方がこうやって周りにいることもたいへん刺激になります。ありがとうございます!(20代)
・今後も市民の大学を続けて下さい。忙しい中でも、ここでの時間はよい刺激になります。(40代) |
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火曜日・自然科学コース『宇宙のしくみと天体』 |
4月7日 |
宇宙の暗黒物質 |
高知大学理学部教授
大盛信晴 |
4月14日 |
ガンマ線でみる宇宙 |
高知大学理学部教授
大盛信晴 |
4月21日 |
超ひもと高次元宇宙 |
高知大学理学部教授
岩崎正春 |
4月28日 |
宇宙から反物質はなぜ消えたか
―小林・益川ノーベル賞論文― |
高知大学理学部教授
岩崎正春 |
5月12日 |
超新星の不思議 |
高知大学理学部准教授
飯田 圭 |
5月19日 |
中性子星の不思議 |
高知大学理学部准教授
飯田 圭 |
5月26日 |
宇宙という名の花火 |
高知大学教育学部教授
普喜満生 |
6月2日 |
宇宙の進化と相転移 |
高知大学教育学部教授
國府俊一郎 |
6月9日 |
星のなかで元素はどう生まれる |
高知大学理学部准教授
津江保彦 |
6月16日 |
宇宙線からみる宇宙 |
高知大学理学部准教授
中村 亨 |
6月23日 |
思い出の天体ショー |
芸西天文学習館講師
川添 晃 |
6月30日 |
土佐の天文
―星の又三郎― |
芸西天文学習館講師
岡村啓一郎 |
7月7日 |
解け始めた木星電波の謎 |
高知工業高等専門学校教授
今井一雅 |
7月14日 |
宇宙探査機で探る土星の神秘 |
高知工業高等専門学校教授
今井一雅 |
7月21日 |
宇宙に夢をもとめて |
天文研究家
関 勉 |
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金曜日・総合コース『地球環境変動と日本の課題』 |
4月3日 |
ジオパークで学ぶおらんくの地球環境 |
高知大学理学部教授
吉倉紳一 |
4月10日 |
磁石と生物、そして地球 |
高知大学海洋コア総合研究センター教授
小玉一人 |
4月17日 |
リモートセンシングによる地球環境の観測 |
高知大学農学部准教授
松岡真如 |
4月24日 |
熱帯林の現状と未来
―熱帯林から地球環境を探る― |
高知大学農学部准教授
市栄智明 |
5月1日 |
地球寒冷化
―恐竜が絶滅した時代から現代まで― |
高知大学海洋コア総合研究センター准教授
村山雅史 |
5月8日 |
コア試料に記録された縄文人が経験した気候変動 |
高知大学海洋コア総合研究センター准教授
池原 実 |
5月15日 |
地球温暖化論争と21世紀の気候 |
東京工業大学大学院理工学研究科教授
丸山茂徳 |
5月22日 |
IPCC第4次報告
―地球環境変動を中心にして― |
高知大学名誉教授
鈴木堯士 |
5月29日 |
気象変動で食糧はどうなる |
高知短期大学名誉教授
福田善乙 |
6月5日 |
地球温暖化防止・国際会議の意義 |
高知大学名誉教授
根小田 渡 |
6月19日 |
日本の温暖化防止策とその問題点 |
高知大学名誉教授
岩田 裕 |
6月26日 |
EU・アメリカの温暖化防止策 |
高知大学名誉教授
岩田 裕 |
7月3日 |
地方自治体の温暖化対策 |
高知県文化環境部長
吉岡和夫 |
7月10日 |
富栄養化が海洋生態系に及ぼすインパクト |
高知大学理事・副学長
深見公雄 |
7月17日 |
総合討論・地球環境変動にどう備えるか |
複数講師 |
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