演出家・俳優養成セミナー 2013 演劇大学inこうち

開催日 2014年1月9日(木)〜13日(月)
会場 蛸蔵・高知市文化プラザかるぽーと大ホールほか
参加者数 延べ227名

一昨年度、昨年度から続く「演劇大学 in こうち」は、一般社団法人日本演出者協会の助成を受けて開かれたもので、3回目である今回が最後の開催となりました。
9日、10日は蛸蔵、11日から13日はかるぽーとにて、演出家、舞台美術家、劇作家など10人の講師陣によって、より実践的な演出技術や芝居作り、身体表現など様々な角度から演劇を紐解く全14の講座が開かれました。

蛸蔵で開かれた流山児祥先生の講座は、寺山修司の『星の王子さま』を題材とし、流山児先生が演出を行った芝居を創り上げました。
鄭義信先生による講座では、舞台美術家の佐々波雅子先生、大沢佐智子先生も交えて、参加者の持ち寄った戯曲を舞台発表まで創り上げ、演劇の制作過程の全てを網羅するものでした。
宮田慶子先生は、演出家の役割について参加者との積極的な意見交換も交えて講義され、智春先生は「歩く」といった日常的な動きを芸術表現に昇華させる身体表現のワークショップを行いました。

今回は開催期間、講師陣、参加者数と過去最大規模の「演劇大学」となりました。高知県近隣だけでなく、東北、九州など遠方から参加される方もあり、地域内外の人々の新たな繋がりが生まれたと考えます。
「演劇大学」は今回で終わりとなりましたが、「多くの人が様々な文化や人々と出会える」事業を、今後も続けていきたいと思います。


    アンケートより
  • 今回が最後というのがとても残念です。また、こういった機会を作っていただきたいと思います。
  • 普段教わらないようなことを教えていただき、新しい目線で挑めるようになった。
  • 3日間でこんなに素晴らしい作品ができたことに本当に感動しました。演劇の持つ力の大きさを感じました。
  • すばらしい指導に接し、とても刺激になりました。このような先生の指導をもっと受けたいです。
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