第75期 高知市民の大学

開催期間 2014年4月1日(火)~2014年7月15日(火)
会場 高知市文化プラザかるぽーと11階大講義室
参加者数 コース受講生117名 一日受講生77名

総合コース『地球を知り未来をさぐる~高知発!!最先端地球科学~』
ある実体は、様々な要素から構成されています。地球も同じように、見る角度によって多くの姿を見せてくれます。
宇宙や微生物、地震やエネルギーなど、様々な尺度や要素から地球を分析する最先端地球科学は、地球の未来と同時に人間の未来をも探るものだと感じます。
決して遠くない未来、今回学んだ最先端の科学が私たちの生活へどのように影響していくのか、とても興味深い講義となりました。

総合コース『日本のモンダイ×憲法——いろいろな視点から憲法を考えてみよう』
様々な面で私たちの生活の基盤となる憲法。しかしそれは不変なものではなく、時代と状況によって形を変えます。日本に居を構える者として、憲法が本来あるべき姿を守れているかということに対し、常に厳しい目を向けていかなければなりません。
憲法の功罪、日本のモンダイに対する憲法の活用法について受講生とのディスカッションを交えながら、その答えを探っていく講義となりました。

火曜日・総合コース 『地球を知り未来をさぐる~高知発!!最先端地球科学~』
4月1日 高知発!!最先端地球科学:
高知大学研究拠点プロジェクトとその成果
高知大学海洋コア総合研究センター准教授
池原 実
4月8日 南極氷床今昔物語 高知大学理学部教授
岩井雅夫
4月15日 気候変動と生物進化の謎を探る 高知大学理学部教授
近藤康生
4月22日 掘削コアから探る過去の地磁気変動 高知大学海洋コア総合研究センター助教
山本裕二
5月13日 下北沖を海底下2,466mまで掘った! 高知大学海洋コア総合研究センター教授
村山雅史
5月20日 化学の目で地震や環境を読み解く 海洋研究開発機構高知コア研究所
グループリーダー
石川剛志
5月27日 日本海溝・南海トラフの地震:
「ちきゅう」掘削から分かったこと
海洋研究開発機構高知コア研究所所長
木下正高
5月31日
(土)
高知コアセンター見学会 海洋研究開発機構高知コア研究所所長
木下正高ほか
6月3日 沈み込みプレート境界地震の化石(四国四万十帯の地質) 高知大学理学部准教授
橋本善孝
6月10日 活断層の見つけ方 高知大学理学部助教
藤内智士
6月17日 海底下微生物の謎? 海洋研究開発機構高知コア研究所サブリーダー
諸野祐樹
6月24日 海洋の化学的調査法と海底熱水探査 高知大学海洋コア総合研究センター准教授
岡村 慶
7月1日 深海底鉱物資源とは? 高知大学総合研究センター特任教授
臼井 朗
7月8日 メタンハイドレートとは、どのような氷なのだろうか? 高知大学教育学部教授
赤松 直
7月15日 日本近海の海底炭化水素資源と炭素循環 海洋研究開発機構高知コア研究所
グループリーダー
稲垣史生

金曜日・総合コース 『日本のモンダイ×憲法——いろいろな視点から憲法を考えてみよう』
4月4日 憲法を知っていますか?
——憲法の概要と本コースの紹介
高知大学人文学部講師
岡田健一郎
4月11日 結婚、離婚、家族のかたち
——共同親権運動の現場から〔家族〕
共同親権運動ネットワーク運営委員
宗像 充
4月18日 平和を求める権利と原発・再生可能エネルギー〔エネルギー〕 高知大学名誉教授
岩田 裕
4月25日 植木枝盛の憲法草案〔歴史〕 高知市立自由民権記念館館長
松岡僖一
5月2日 地域経済の活性化と憲法〔地域経済〕 高知大学名誉教授
福田善乙
5月9日 もうひとつの「9条」
——日本における独占禁止法の変遷〔経済法〕
高知大学人文学部教授
横川和博
5月16日 ファミリーバイオレンスについての問題点〔社会福祉〕 高知あいあいネット代表、フードバンク高知代表
青木美紀
5月23日 首切り・過労死・残業代不払・・・労働現場が危ない
——弁護士が見た職場の実態〔労働〕
高知法律事務所・弁護士
谷脇和仁
5月30日 ジェンダーで「仕事」「家事」「子育て」を語る
〔ジェンダー〕
高知大学教育学部准教授
森田美佐
6月6日 貧困と教育−学習権の保障と憲法[教育] 太平洋学園高等学校教諭
藤田 毅
6月13日 財政再建はどのように進めるべきか〔財政〕 高知大学人文学部准教授
霜田博史
6月20日 メディア・ジャーナリズム・秘密保護法〔メディア〕 高知新聞記者
高田昌幸
6月27日 沖縄・オスプレイ・安保〔安全保障・外交〕 高知大学名誉教授
根小田 渡
7月4日 TPPが変える暮らしと民主主義〔TPP〕 高知大学人文学部教授
岩佐和幸
7月11日 社会から見える憲法のかたち
——まとめと討論
複数講師
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