第77期 高知市民の大学
開催期間 | 2015年4月7日(火)~2015年7月21日(火) |
会場 | 高知市文化プラザかるぽーと11階大講義室 |
参加者数 | コース受講生156名 一日受講生77名 |
総合コース『高知を勇気づけた作家たち』
作家と一口に言っても、当然切り口一つで見え方が変わってきます。本講義では講師それぞれの捉え方で、高知にゆかりのある作家を解説していきました。
歴史的価値、社会的影響、文学的視点といったアカデミックなものから、人となりや裏話といった近しい人しか知り得ないことまで、多岐にわたる内容に、作品を一読するだけではわからない面白さを学ぶことができました。また裏を返せば、一つの作品、一人の作家の背後には膨大な物語があることを再認識させられました。
多くの受講があった本講義が、今一度高知を見つめるきっかけになればと考えています。
総合コース『アベノミクスと日本経済・国民生活』
安倍首相が推し進める経済政策アベノミクスの実態とは、またその功罪について財政面、外交面、教育面等色々な視点から検証していきました。最終回の総合討論では、財政再建に向けて普段の生活の中で私達にできることについて議論を交わしました。
アベノミクスが日本経済に及ぼした影響は大きく、それは私達の暮らしにも間接的、或いは直接的に関わっています。目先の数字(結果)に囚われることの無く、広い視野の中で自分の意見を持ち、各々がそれを行動に移していくことが大事だと感じました。
火曜日・総合コース 『高知を勇気づけた作家たち』 | ||
4月7日 |
紀 貫之 |
土佐史談会会長 宅間一之 |
4月14日 | 河田小龍 | 高知県立坂本龍馬記念館主任学芸員 三浦夏樹 |
4月21日 | 植木枝盛 | 高知市教育委員会参事 筒井秀一 |
4月28日 | 大町桂月 | 高知ペンクラブ会長 高橋 正 |
5月12日 | 寺田寅彦 | 早稲田大学教育学部教授 千葉俊二 |
5月19日 | 大原富枝 | 高知県立文学館学芸課長 津田加須子 |
5月26日 | 吉井 勇 | 静岡県立大学国際関係学部教授 細川光洋 |
6月2日 | 安岡章太郎 | 高知県立大学文化学部教授 芋生裕信 |
6月9日 | 宮地佐一郎 | 高知県立坂本龍馬記念館主任学芸員 三浦夏樹 |
6月16日 | 宮尾登美子 | 高知県立文学館学芸課長 津田加須子 |
6月23日 | 山本一力 | 高知県立文学館館長 元吉喜志男 |
6月30日 | 坂東眞砂子 | 高知近代史研究会会長 公文 豪 |
7月7日 | 横山隆一 | 横山隆一記念まんが館学芸員 奥田奈々美 |
7月14日 | やなせたかし | やなせたかし記念館事務局長 仙波美由記 |
7月21日 | 西原理恵子 | 造形教室主宰 都築房子 |
金曜日・総合コース 『アベノミクスと日本経済・国民生活』 | ||
4月10日 |
アベノミクスとは何か |
高知大学名誉教授 岩田 裕 |
4月17日 | アベノミクスのエネルギー政策を超えて | 高知大学名誉教授 岩田 裕 |
4月24日 | 安倍外交における「グローバリズムとナショナリズム」 | 高知大学名誉教授 根小田 渡 |
5月1日 | アベノミクスの柱・地方創生の意味するもの | 高知短期大学名誉教授 福田善乙 |
5月8日 | アベノミクスと財政再建 | 高知大学人文学部准教授 霜田博史 |
5月15日 | アベノミクスと労働法制 | 梶原法律事務所・弁護士 南 拓人 |
5月22日 | TPPと家族農業のこれから | 高知大学人文学部教授 岩佐和幸 |
5月29日 | アベノミクスと年金・介護・医療問題 | 高知県立大学社会福祉学部教授 田中きよむ |
6月5日 | 安倍政権による教育政策の変容 | 高知大学教育学部准教授 加藤誠之 |
6月12日 | アベノミクスで「女性が輝く社会」は実現するのか | 高知大学教育学部准教授 森田美佐 |
6月19日 | アベノミクスと外国人政策 | 東京経済大学元客員教授 寺中 誠 |
6月26日 | COP20・21と日本の地球温暖化対策 | 高知大学名誉教授 鈴木堯士 |
7月3日 | 安倍政権と子どもの貧困 | 法テラス高知法律事務所・弁護士 中島香織 |
7月10日 | 安倍政権における安全保障と憲法問題 | 高知大学人文学部講師 岡田健一郎 |
7月17日 | 総合討論 | 複数講師 |