今年7回目を迎えた「キッズフリーマーケット」は、子どもたちが自主的に、お金の大切さや、モノの価値、人とのコミュニケーションを学ぶ場として、毎年多くのお申し込みをいただいています。今年は110ブースに、抽選の結果260名の子どもたちが出店しました。
例年協賛・協力をいただいている高知銀行さんのブースには、子どもたちが詰めかけ、両替やスタッフのお姉さんやお兄さんに「どうしたら自分の店にお客さんが来てくれる？」などと相談をしていました。
最初は緊張でお客さんとの会話ができなかった子が、終了前には大人顔負けの値段交渉をしているほほえましい姿や、店番そっちのけで買い物をして「買いすぎた−」と反省する場面もあり、子どもたちがそれぞれにいろんなことを学んでくれているのかなと思わせられました。

保護者のみなさんにお願いです。
「キッズフリーマーケット」は子どもだけの小さな社会です。お店もお客さんも子どもだけ、しかもお店やさん「ごっこ」ではなく現金で売り買いします。大人の社会にあるように、子どもなりの小さな小さなトラブルが起こることもあります。心配だったり、親の思惑とは違う行動をしたりで、つい口を出してしまいたくなります。
ほんの数時間、お子さん自身が自分なりになにかを学べる貴重な機会として、どうぞ少しだけ離れたところから見守っていてください。一日が終わって一緒に帰る時には、きっとお子さんの成長が実感できることと思います。

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