高知市文化振興事業団企画展Vol.2 撮ること、描くこと、―杉本春奈・上村菜々子作品展



杉本春奈の写真と上村菜々子の絵画によるコラボ展。
同一のモチーフで写真・絵画作品をそれぞれ制作する、写真作品に絵画技法を施すなど、
「コラボレート」を文脈とした実験的な作品を制作・公開します。

そこから見えてくるものは、単なる技法の違いだけではない。
全く異なる風景がそこに現れてくる。

 杉本春奈

1986年 高知県生まれ。高知市在住。
13歳から写真を撮り始める。 日常の人物や風景等を撮影し、作品制作を行っている。2005年から展覧会を多数開催。国内外での滞在制作にも積極的に取り組んでいる。
2009年〜2016年まで写真家の岡本明才と会員制自主ギャラリー「沢田マンションギャラリーroom38」を開設し運営に携わる。
2017年に現代美術を研究する団体「さわ美術研究所」を開設し活動している。

【主な個展】
2016年 「Umeå」(沢田マンションギャラリーroom38/高知)
2015年 「Miyama」(沢田マンションギャラリーroom38/高知)
2014年 「Sakai」(沢田マンションギャラリーroom38/高知),「Boundary」(Gallery Kai/大阪)
2013年 「Sakai」(新宿眼科画廊/東京),「Boundary」(沢田マンションギャラリーroom38/高知)

【主なグループ展】
2016年 「EN / Sawaman Gallery Room 38 exhibition」( Verkligheten/スウェーデン)
2013年 「香美アートアニュアルVol.1-次世代アーティストの表現-」(香美市立美術館/高知)
2012年 「藁工倉庫 リノベーションプロジェクト」(藁工ミュージアム/高知)
2009年 「Foto residents」(TOTEM POLE PHOTO GALLERY/東京),「一人快芸術」(広島市現代美術館/広島)

【主な受賞歴】
2009年 「ALSACE WINE PHOTO CONTEST 2009」グランプリ,「御苗場 vol.5 関西」レビュアー賞( Gallery Kai 推薦)
2005年 「JEANS FACTORY CONTEMPORARY ART AWARD 2005」 優秀賞

 

 上村菜々子

1988年高知生まれ、東京在住。2012年 多摩美術大学修士前期課程絵画専攻油画研究領域 修了。
2013年の受賞を機に画家として活動をはじめ、ビーズワックス(蜜蝋)を用いた独自技法『エンコスティックエッチング』で描いた作品を制作・発表。滞在制作スタイルでの壁画作品の制作にも多く取り組む。
2011年よりベリーダンスに出会い、踊ることによる表現活動を始める。主に即興スタイルを得意とし、様々な楽器演奏者と共演する。アフガン音楽ユニット『Chalpasah』と出会いアフガニスタンの音楽や衣装に魅了され、2017年にアフガンフュージョンダンスユニット『Shrang Shrang』を結成。『Chalpasah』と共にアフガン文化の紹介に努める。
現在、写真家やタップダンサーなど様々な表現者とコラボドローイングを行い創造活動の可能性を探る他、アフガニスタン独特の色彩や模様に惹かれそれをテーマにしたドローイング作品の制作・発表にも取り組んでいる。

【主な受賞・展覧会】
2017年 「時間を描くー上村菜々子個展ー」(ギャラリー サンセリテ/愛知)
2016年 「絵のあるところ 上村菜々子 沢マン公開制作と作品展示」(沢田マンションギャラリーroom38/高知)
2015年 「上村菜々子 公開制作と作品展示「絵のあるところ」in N-AS」(space N-AS/東京)
2014年 「絵のあるところー上村 菜々子個展ー」(高知市文化プラザかるぽーと市民ギャラリー/高知)
2013年 第8回 Concours des Tableaux 最優秀賞受賞(高知市文化プラザかるぽーと/高知)

作品収蔵 ウメオ市(スウェーデン)

 

会期 2018年1月10日(水)~1月21日(日) 開場時間10:00~18:00 (最終日は16:00まで)
会場 高知市文化プラザかるぽーと 市民ギャラリー第5展示室
観覧料 無料
関連企画 作家二人によるギャラリートーク
2018年 1月21日(日) 14:00~
主催 高知市文化振興事業団
お問い合わせ 高知市文化振興事業団 088-883-5071
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