World Music Night vol.19 ~世界の音楽と料理を楽しむ夕べ~

開催日時 | 2015年6月25日(木) 19:00開演 |
会場 | 高知市文化プラザかるぽーと 小ホール |
入場者数 | 119名 |
2015年6月25日、かるぽーと小ホールにおいて、ワールドミュージックナイトvol.19を開催しました。
この公演は市民組織「国際的な音楽交流を中心に高知を楽しくするプロジェクト」と協働で開催しているコンサートシリーズで、世界の音楽と食べ物を一度に楽しめるというコンセプトで行っている人気プログラムです。
今回のメインアクトはアルゼンチンのシンガーソングライター&パーカッショニスト、マリアナ・バラフさんを清野拓巳さん(ギター)、谷中秀治さん(コントラバス)という、日本の実力派ミュージシャンが迎えるユニットで、地元高知からはフラメンコユニットAMADASが出演しました。
AMADASはフラメンコスタジオ エストゥディオ・ルシアの濱田洋一さん(ギター)とAkari Yamada(カンテ)さんのユニットで今回は更に、様々なジャンルで活動中のピアニスト山下由紀さんと、廣瀬深雪さんがバイレ(踊り)で共演するという豪華なステージとなりました。スペインに古くから伝わるフラメンコの伝統を感じさせる、情熱的で心に響く歌と音楽、そして目の前まで迫ってくるかの様な迫力のバイレで沢山のお客さんが詰めかけた会場を一気にヒートアップさせてくれました。
そして、メインアクトのマリアナ・バラフさん。アルゼンチン音楽・フォルクローレの分野で最も先進的な音楽作りを追求している彼女のパーカッションと、可憐さと土臭さが共存した歌声はとても個性的で、清野拓巳さんのギターと谷中秀治さんのコントラバスが合わさることで、不思議な魅力を感じる音楽が展開されていきました。演奏は清野さんのギターソロ等、様々な構成で行われ合間のMCでは谷中さんの軽妙なトークで会場から何度も笑いが起きる等、会場は温かな空気に包まれていました。
ロビーには、ブラジルの揚げミートパイ、ペルーのエンパナーダといった南米料理の他に韓国料理等のアジア系統も交えた国際色豊かな料理やお酒が並び、お客さん達はちょっとした世界旅行気分を味わいながら舌鼓を打っていました。